2015年11月5日木曜日

今注目のファイトケミカルで病気の予防・肌の老化予防・免疫力のUPです(1)

どんどん医学や食べ物の研究が進んでいて、予防医学では食べ物を知ることが大事です。

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最近では当たり前のようによく聞くことの多いポリフェノールやイソフラボン、リコピンなどの植物性成分が、病気にかかりにくく、元気な生活が送れるための効果があることが解ってきています。

この植物性成分が【ファイトケミカル】です。

ハーバード大学(日本人医師も参加)では、免疫栄養学という学問を打ち立て、このファイトケミカルを研究していて、老廃物から発生する「活性酸素」を撃退できるのはファイトケミカルだけだという結論に達したそうです。

ファイトケミカルは、主に植物に含まれていて、野菜や果物からファイトケミカルを摂取出来ます。

五大栄養素の(糖質、脂質、タンパク質、ビタミン、ミネラル)は体の素材を作り、生存する為に必要なエネルギー源を作りだす成分ですが、

近年では、この五大栄養素の過剰摂取が問題視されていますよね。

炭水化物や脂肪の取り過ぎ、ミネラルやビタミンの過剰摂取もいろいろな障害がおこることもあるのだそうです。

これに対して、ファイトケミカルは、
抗酸化作用、免疫増強作用、ガン抑制作用などの効果があり、体内の毒素から体を守ってくれます。

五大栄養素をバランスよく摂取しながら、ファイトケミカルをしっかり摂ることが大事なのです。

●抗酸化作用を持つファイトケミカル
・アントシアニン(ポリフェノール)=赤ワイン・紫イモ・赤しそ
強力な抗酸化作用があります
・プロアントシアニジン(ポリフェノール)=クランベリー
抗酸化作用はビタミンEの50倍、ビタミンCの20倍
・カテキン(ポリフェノール)=お茶
ビタミンEの約20倍の活性酸素除去力
・リコピン(カロチノイド)=トマト・スイカ
ビタミンEの100倍の抗酸化力

●免疫増強作用を持つファイトケミカル
・イソチオシアネート(イオウ化合物)=キャベツ 
免疫細胞の数を増し、活性化する
・システインスルホキシド(イオウ化合物)=ニンニクやネギ類
免疫細胞を活性酸素から守る
・プロアントシアニジン(ポリフェノール)=クランべリー、松樹皮  
抗ヒスタミン効果、炎症の軽減
・β-グルカン(糖質関連物質)=キノコ類
がん細胞を攻撃する免疫細胞を活性化する 
・オイゲノール(香気成分)=バナナ
免疫細胞の数を増し、活性化する

●抗ガン作用を持つファイトケミカル
・スルフォラファン=ブロッコリー、キャベツ
・アリルイソチアシアネート=ワサビ
・メチルシステインスルホキシド(イオウ化合物)=ニンニク、ネギ類
免疫細胞を活性酸素から守り、がんの発生や増殖を防ぐ
・イソフラボン(ポリフェノール・フラボノイド類)=大豆
女性ホルモン様作用、乳がんや前立腺がんに有効
・リコピン(カルチノイド)=スイカ、トマト
前立腺がん、肺がんの予防効果
・β-グルカン(糖質関連物質)=キノコ類
免疫細胞を活性化してがん細胞を攻撃

大切なことは、私達はファイトケミカルを自分で作れないので、ファイトケミカルのパワーを野菜や果物から摂取しなければならないのです。

一番効率よくファイトケミカルを吸収する為には・・・ つづきで。

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